片づけはただの作業じゃない。片づけたことで得られたもの

兵庫県西宮市を中心に活動している、整理収納アドバイザーharukaです。

前回『整理収納アドバイザー2級講座』を受けたおかげで
片づけ以外の面も好転していったと書いたのですが、
まず片づけとは?というところからお話ししたいと思います。

汚部屋時代のわたしは
『片づけ=しまいこむこと』だと思っていました。

なので、来客があるときなどは
物置部屋やクローゼットの中に今出ているモノたちを押し込めばOK!
見えてなければ◎、扉が閉まっていれば◎だと本気で思っていたのです…。

その結果、家のいたるところで
100%を超える収納率の場所が多発。

洗面所の収納もタオルでテトリス状態に(笑)

・収納内で地層ができ、
 下のモノを取り出すと雪崩が起きる
・来客時にどこの収納に押し込んだかわからなくなる
・子どもも片づけなさいと言われたらどこかに押し込む

そんなことが日常茶飯事でした。

講座を受けて、『片づけ=元に戻すこと』と言われてもピンとこなかったわたし。
じゃあ今までわたしがやっていたことは何だったの?
元に戻すと言われても、そのへんに何でもかんでも置いてるから
戻すも何もないんだけど…?と。

それでも事例を挙げてもらいながら整理収納について学んでいくと
なるほどな、と思えることがたくさんあったのです。

それからは家事育児のスキマ時間を見つけては
家の中を少しづつ整理。
収納はまだやらない。

この整理、簡単にいうと『いる・いらないに分けること』なんですが
最初のうちは判断が早かったんです。
『いらない』に分類するものが明らかなゴミだけだったから。
たしかにそれだけでも部屋はかなりマシにはなった。
でも思っていた状態にはならなかったんです…。

そしてようやく気づきました!
『いる・いらない』=『使える・使えない』ではないと。
正確には、講座でもその話はしていたのでわかっていたつもりだったんです。
でも実際自分のモノを目の前にすると、
使えるか使えないかでジャッジしてしまっていたんですよね。

ここからはかなり自分との戦いでした。
捨てたくないから必死に理由をつける。
今思えば全然思い入れのないモノ(例えば粗品でもらったタオル)も
『新品だから』『もったいないから』『高かったから』と
様々な理由をつけて『だからいるんだ!』と納得させていました。

でも家の中のモノたちと何周も向き合っていくと
少しづつ変化が表れてきたのです。
『何でこれを捨てたくなかったんだろう?』と。
片づけを通して、思考や心の整理も同時にできていたのです。

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