兵庫県西宮市を拠点に活動する
整理収納アドバイザーのharukaです。
片づけを通して「わたしらしい暮らし」を一緒につくるお手伝いをしています。
みなさんにとって「片づけ」とはどんなイメージでしょうか?
“やり終えた後の尻拭い”や“面倒な後片付け”という印象を持つ方も多いのではないかと思います。
実際「片を付ける」という言葉は、
「揉め事やトラブルを終わらせる」という意味で使われることもあります。
でも、本来片づけとは次の作業をスムーズに始めるための準備だと私は考えます。
(整理収納アドバイザーの定義では「片づけ=元の位置に戻すこと」です。)
例えば、食事が終わったあとのテーブルに食器が残っていたら、
次に食事をするとき、まずそれを片づけないと始められません。
服だって脱いだままにしておくと、
洗濯に間に合わなかったり、シワがついてしまったりします。
つまり片づけとは、自分や周りの人が気持ちよく次の作業を始められるよう準備すること。
そう考えると、片づけが少し前向きな行動に変わってきませんか?
「片づけ=時間を取って一気にやるもの」と思っている方も多いですが、
実は日々の行動の中でちょこっと意識するだけで充分なんです。
使ったら元の位置に戻す、明らかなゴミはその場で捨てる。
それだけで次がぐんとラクになります。
まずはハードルをうんと下げて、できる範囲の片づけから始めてみてください。
気づけば片づけが“イヤな作業”から“暮らしをラクにする習慣”になっているはずです!